ニューヨーク市では、夏限定で、水道水を飲もうというキャンペーンがおこなわれ、人気を博した。人気の理由は、環境意識の高まり。ペットボトルの消費を減らそうという。また、健康志向の高まりで、糖分の多い清涼飲料水を控える動きもある。市では水道水の検査所を1000ヶ所も設け、世界一厳しいといわれる基準で水質検査をおこない、安全でおいしい水道水のイメージを定着させた。
水道水ブームは西海岸ではじまった。カリフォルニア大学のバークレー校では、ペットボトルに入った水の販売を原則禁止した。そのかわり、校内のあらゆるところに給水器を設けた。学生たちはマイボトルを持参して水を汲む。これが反響を呼び、全米およそ60大学でも同様の取り組みが実施された。サンフランシスコでは、行政としては、全米初の取り組みで、市管理施設でのペットボトル水の販売を禁止する条例を出した。違反すると、約10万円の罰金が課せられる。このほか、自治体の水道局がおいしい水道水を競うコンテストが開かれたり、高級レストランで無料の水道水を出すところも増えているという(
2014年9月8日放送 5:00 - 6:30 NHK総合 NHKニュース おはよう日本
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